クラウドによる共有化
インターネットの技術の進化により、今まではLAN,WANなどでしか実現できなかったことがインターネットの世界で実現できるようになってきたのです。これがクラウドによるデータの共通化、共有化です。また、自社でサーバを持つことでその管理にかかかる費用が、サーバをアウトソーシング、ハウジングを利用することで削減できるようになってきたのです。
データの共通化、共有化は一部のLAN環境下ではできましたが、インターネットのクラウドサービスを利用することで、安価に広範囲に実現できる様になってきたのです。企業には多くのクライアントがあります。そのソフトウェアのバージョン、セキュリティソフトのバージョンアップは情報システム部のいつも悩みの種でした。しかし、クラウドによりバージョンアップが容易になり、管理もしやすくなってきたのです。
しかしながら、次から次へと新しいサービスを行う必要はあるのでしょうか。このサービスを利用すればコストが安くなるといううたい文句に乗って、そのサービスを使っても、また次に新しいサービスが出てくるわけで、その新しいサービスを導入するためにはその安くなったコスト以上のコストがまたかかってしまいます。結局新しいサービスを導入していくことが、トータルのコスト削減になっているのかは疑問です。これは法人レベルの話ですが、個人でコンピュータを使う場合にも同じことが言えるでしょう。パソコンにしてもスマートフォンにしても、半年から一年弱で新製品にモデルチェンジします。そのたびに買い替えるように促されて、その新製品を買うのは果たして個人レベルでもお得になるのでしょうか。やはり大切なのは宣伝などに惑わされることなく、本当に必要なものを使用していくということだと思います。
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